皆さん、こんにちは☆
ブログマスター兼、クラブフィッター&パターフィッター、
TPI認定インストラクター、ゴルフラボ公認エンジニア、
ユーチューバーのたけちゃんです。
本日は少し時間が出来たので、以前から気になっていた
『
パターのロフト』について調べてみました

意外かも
しれませんが「
ズバババゴルフ」で最も視聴回数が多い
動画が
パター動画なのです

ちなみにその動画の中で「
パターの2本持ち」を紹介
しているわけですが、プロコーチの大本研太郎プロは
ロングパットはロフト多め、ショートパットはロフト
少なめのパターを推奨しております

(←2本持ちを
実践しているプロはまだいないようですが。笑)
(こちらの動画が現在
最も視聴回数が多い動画です。)
パターはクラブフィッティング以上にまだまだ謎が多く
調べれば調べるほど面白い分野です。ただ正解がない
のは「
入れば勝ち!」だからです

極論なのですが、
『
パターはミスの連鎖で入る』と言われるくらいどんなに
綺麗な数値やストロークを調べたところで最終的に
カップ
に入らなければ意味がないのです

(笑)
無論、それを言ってしまっては元も子もないので実際に
どの位のロフトが理想なのかを今回調べてみることに
しました

今日のブログはかなり長くなると思います
ので、興味のない方は見ないことをオススメします(笑)
まず自身の研究で「
インパクトロフトがマイナス状態
の方が転がりが良い」という驚きの新事実を発見した
のがパット研究家の濱部浩一教授です。ただ、この
理論は
世界的にはまだ一般的ではないのも事実です

ちなみに我らが?大本プロは長年の研究データから
パターをレベルに打てる前提なら「
インパクトロフト
は0.5度くらいが良い」とお話されていました

ここで最大のポイントなのは濱部教授も大本プロも
ハンドファーストの打ち方を前提としている点です

というのも、そもそもマイナスロフトのパターなど
存在しておりませんし、0.5度ロフトのパターも
少なくともたけちゃんは知りません。つまり二人とも
通常のパターを
ハンドファーストで打つことを奨励しているのは間違いありません


(ミケルソンのハンドファーストはかなり有名です。)
5年ほど前のブログや雑誌記事ではインパクトロフト
が3度前後、つまり
市販されているパターのロフト
通りに打つのが望ましい!と書かれていることが多い
ですが、これは
おそらく間違いだと思います。という
のもパッティングを詳しく解析する機械も近年やっと
増えてきました

上記したお二人もそういう
最新の機械を使ってデータ
を集めているわけですから、何度が正解とは言えない
までも、
ロフトを立てて打つことが正解であることは
間違いないでしょう

さらに近年の測定器の進化で、パターが上手いプロは
打った瞬間に
2度程度の打ち出し角になっているとの
データもあります。ここから考えるに現状の研究から
最適なパターの転がりと言うのは
ハンドファーストに
構えてロフトを立て、ボールに対してヘッドをアッパー
にぶつける事が最良と言う話になります

ちなみに1点だけ補足ですが、パターの打ち出す角度
は
ストロークの強さやヘッドの重さで常に変わるため
ロフト角通りに打ち出すことは出来ないそうです

まぁ、当たり前と言えば当たり前ですが

(笑)
調べれば調べるほど奥が深いパターですが、ここで
本来の趣旨に戻るとすれば、基本的に転がりの良い
パターと言うのは『
カップを狙いに行くパット』と
認識して間違いないでしょう。つまりその人が考える
ショートパットであります

(←ショートパットの
定義は人によって大きく変わります。ツアープロは
約10mまでがショートパットと言われています。)
ではそれ以上、つまりロングパットは『
カップに
寄せに行くパット』という定義になります。こう
考えると決して
転がりが良いパターがカップに寄るとは言い切れません

(グリーン周りのアプローチ
なんかほぼ浮かせますもんね。笑)
こうなってくるとやはり
ある程度キャリーをさせて
アバウトに打てる方が、少なくとも一般アマチュア
ゴルファーはそこそこ寄るんではないでしょうか?
これは今度
YouTubeで実際に実験してみよう
と思います

という事で、本当に
最後の結論です

現状において
たけちゃんが考えるアベレージゴルファーの理想
パターロフトは以下のようなものです。
ショートパット→3度以下のかなり立ったロフト
ロングパット→5度前後のかなり寝ているロフトまた、グリーンの早さも目安にしてみました
10フィート以上の早いグリーン→立ったロフト
8フィート以下の遅いグリーン→寝ているロフト次のラウンドで実際に
パター2本持ちを真剣に実践
しようかと考えているたけちゃんの『
パターロフト
講座』でした

今日はここまで。
またね

posted by たけちゃん at 12:03|
Comment(0)
|
日記